メールマガジン

2013年6月

皆様

いつもありがとうございます。手染メ屋の青木でございます。

バタバタで5月のメルマガをさぼってしまいました・・。
あ、そ、そうですね。誰も楽しみにしてないですよね・・。
すんません、勝手にさぼって勝手に反省しているだけです。

そうこうするうちにもう梅雨です。
例年に比べ早めに入梅した割には京都はからつゆです。
まぁ、柿渋が進まないよりは良いので、染めとしてはありがたいのですが
このままだと水不足が少々心配ですね。
ほかの場所はいかがなのでしょうか?

さて、大変遅まきながらなのですが、5月に京都の小さな映画館でやっと観ました。
『紫』、吉岡幸雄さんと染司よしおかの一年を追ったドキュメンタリーです。

映画って、面白くて、難しいですね・・・・・・

・・・・とマクラは後にして、本題のお知らせコーナーです!

今回はギリギリの東京でのイベント情報、そして新作2アイテムのお知らせです!

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◎―明日から日本橋三越さんに伺います!―◎

★日本橋三越本店 様 
「みんなの中庭スタイル~集い・喜び・寛ぎ」展

  ●日時: 2013年6月12日(水)~18日(火)10~19時
  ●場所: 日本橋三越 5F スペース#5

詳しくはこちらをご覧ください
https://www.tezomeya.com/lineup/2013nihonbashi.html

三越本店さんからお声をおかけ頂き、はじめて日本橋界隈に手染メ屋参上いたします。
今回は父の日にちなんでのイベント。いろいろ考えた末、絞り・締め柄Tシャツを
ドカーンと持っていきます!
当サイトで掲載している柄だけでなく、新たにいくつも新柄を作りました。
総勢23柄、100枚近くを持ち込んでの、初の絞りTシャツ勢揃いイベントです。

絞り・締めTシャツのページはこちら
https://www.tezomeya.com/item/pattern_t.html

今回の催事は全日番頭が店頭におります。
店主は京都でお留守番です。

是非是非皆様お越しいただければと思います!!

皆様のご来店をお待ちいたしておりますm(__)m。

詳しくはこちら↓
https://www.tezomeya.com/lineup/2013nihonbashi.html

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◎―春夏の新作メンズクロップトパンツ、やっと紹介します!―◎

●高密度ブロードサイクルパンツ
https://www.tezomeya.com/lineup/l_kp006.html

お買物はこちらから↓
https://www.tezomeya.com/item/kp006.html

4月から催事や店頭で展開を始めている新作のメンズクロップトパンツ、
やっとページを作りました。

このアイテム、本当に店頭では人気です。
コンセプトは「お父さんの為のサイクルパンツ」。
たぶんに若者向けデザインが多いサイクル用ショートパンツですが、
ちょいぷになお父さんでも履けるようなデザインで作りました。
もちろん店主用でございます。
一度はいて頂くとわかるのですが、とっても軽くて涼しいんです!
生地は今年一月にデビューした高密度ブロードシャツの高級シャツ生地を
そのまま使っていますので、とても気持ちいい風合いです。

あ、でもSサイズはレディスのM~L対応になっております。
番頭もSサイズを愛用しております。

インターネットだからと躊躇せず、是非一度お試しください!
で、サイズや雰囲気が合わないようでしたらどうぞガンガンお返しください。

是非これは一度お試しいただきたいです!!

高密度ブロードサイクルパンツの説明はこちら↓
https://www.tezomeya.com/lineup/l_kp006.html

お買物はこちらから↓
https://www.tezomeya.com/item/kp006.html

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◎―吊オガT素材のレディスチュニックも作ってます!―◎

●吊オーガニックチュニック
https://www.tezomeya.com/item/ko001.html

こちらは番頭企画。
毎度ご好評をいただいております吊オガTのニット素材で
Aラインのチュニックワンピを作りました。

お客様からのご要望をお聞きしながらの企画です。
こちらも4月から展開しておりまして、好評をいただいております!

ダーツやギャザーなどはなく、シンプルなAラインではありますが
番頭としてはとてもお気に入りの1枚です。しょっちゅう着てます^_^;
余りに自分用が多くなってしまい、店主から流用ストップをかけられています(笑)。

こちらも是非一度お試しいただければと思います!

詳しくはこちらから↓
https://www.tezomeya.com/item/ko001.html

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・・・・・・・・・・マクラの続き

私たち天然染料を扱っている者からみると、吉岡幸雄さんと、吉岡先生の
工房で職人を取りまとめてらっしゃる福田伝士さんは、もう本当に
あこがれの方でございます。

吉岡先生の著書を拝見するたびに、その真摯な研究の結果である
滋養豊かな色・染めの知識体系の奥深さと、古代の名もない
染め師に対する先生の畏敬の念をビンビンと感じます。

古代の色に興味を持っている染め屋の端くれである当方としては
その一字一句が何らかの意味を持つ言葉となるのです。

そして、まだお会いしたことはないのですが福田伝士さんは
ある意味、僕のあこがれです。
あこがれとは違うか。福田さんみたいにはなれないでしょうし。
簡単に言うと、かっこいいです。
映画でも、もう、そのかっこよさが際立ってました。はい。

映画の中で、染司よしおかの日常の染め作業がつぶさに映像化されているのを観て、
単純に、とっても参考になったことが幾つもあります。
「あぁ、そっか、こうやってるのか。」とか
「え、そうなんだ!?そこってそんな道具使ってるんだ!」とか、逆に、
「え?そこってそんなにゆるくやっちゃっていいんだ^_^;」なんてことも
すこしあったりですが、
福田さんの技術要素を拝見してとても勉強になりました。
願わくば淡々と染め作業を何時間も流してくれていたらもっとよかったのにな、
なんて思いましたが、まぁ、そんなの喜ぶのは一部の染め屋だけですよね。

で、吉岡先生が語りつないでいる映像もたくさんあるのですが、
普段、自分が本で読んでいるのとは少しだけニュアンスが違うんですよね。
僕が本から勝手に読み取っている吉岡先生の古代の色に対する気概というか、
植物を使うことの意味あいとか、私たち人間と自然とのかかわりの事とか、
そういった内容が、映画の方が少し、一元化されてしまっている感があって、
失礼な言い方をするならば、すこし薄い感じがありました。。

これはしょうがないのでしょう。なにせ、1時間少々にまとめないといけないのですし、
そもそもこの映画の女性の監督さんの目と頭を通っての映像と語りなのですから。

難しいなぁ、と思うのはこの点です。
もう、等身大の自分を表現するならば、映画を自分で作らないといけないんですよね、たぶん。
そして、それは現実的には極めて難しいわけで、だから、誰か第二者か第三者の、映像化する
技術と知識に長けた方にまとめてもらう。
その時、できるだけぶれがないように、常に金太郎あめで行動しなきゃいけないんでしょうね。
でも、そのなかから、映像化担当の監督さんは、自分の言いたいことを少しそこに乗せる。
あたかも吉岡先生がおっしゃっているようにして。

そういう作業の集大成でできていくんでしょうね。

もう、このあたりの話はいろんなところで語りつくされているでしょうし、
僕もしょっちゅう酒飲みながら話していることなんですが、なんか、
自分のきわめて琴線に触れる分野でとてもわかりやすく起きた事象だったので
ついこんなところでのたまってしまいました。
すみません。

でも、一元化されても、そのおっしゃっておられることには十分力がありましたし、
面白かったです。勉強にもなりました。
薄くされてなお力ある生一本。うらやましいです。
僕も更に精進致しますですm(__)m

そして、僕が映画に撮られるときには今日話したようなあたり気を付けて頑張りますっ!

番頭 「バカなこと言ってないで早く染め上げた荷物出荷してよ!」

あ、は、はい・・・。

以上、3件のご連絡でした。

来月には久しぶりに伝統色のワークショップをやります!
7月27日予定。緑染めを考えています。
新作、是非一度お試しいただければと思います!

催事にも是非是非遊びにいらしてくださいね。

追伸その1
昨年から手染メ屋のfacebookページをはじめてます。
まだよく使い方が分からないのですが、これも
勉強しながらちょっとずつカッコよくしていきたいと思います。
もしよかったら「いいね」してくださると嬉しいです。
http://www.facebook.com/tezomeya
店主も個人でやってます。最近はブログよりもこちらで
ぶつぶつ言ってます。ちょっと覗いてやって下さいm(__)m。
http://ja-jp.facebook.com/people/青木正明/100004415552857

追伸その2
時々手染メ屋お知らせメールをお送りさせていただいて
おりますが、ご迷惑でしたらこのままご返送くださいませ。
以降、当方からのメール送信はご遠慮させていただきます。

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天然色工房 手染メ屋

店主 青木正明

〒604-0983
京都市中京区麩屋町通夷川上る笹屋町456-2F

TEL&FAX 075-211-1498

https://www.tezomeya.com/

※日曜、第二・第四月曜定休です

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