メールマガジン

2019年3月

皆さま

いつもありがとうございます。tezomeyaです。
近所の京都御所では、早咲きで有名な近衛邸跡のしだれ桜が満開です。他の桜木たちもつぼみをたくさん抱えています。
もう数日で御所の桜も全て見頃になるかもしれません。
皆様のまわりにも、少し早目の春のきざしがもう訪れてらっしゃるかと思います。

さて、季節の話とは全く関係のない私事ですが、当方、現在スキンヘッドです。
申し遅れましたが、これ、実は昨年の10月からです。
まぁ、わざわざお伝えするほどのことでもないのですが。
これまで、ボウズは何度か経験したことがあるのですが、スキンヘッドは全く初めてでして、初のヘアスタイル(ヘアは無いですが)にして半年過ごしてみての所感をば・・・

・・・と、どうでもよいマクラは後ほどにまわしまして、本日は年初恒例のイベントを含めまして4つのお知らせです。

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◎― tezomeya初の書籍が刊行しました!― ◎

●「天然染料の科学」 おもしろサイエンス
天然色工房tezomeya 青木正明 著
・サイズ:A5判 160ページ
・本体価格:1,600円(税別)
・出版社:日刊工業新聞社
・発売日:3月23日
ISBN:978-4-526-07966-5

↓↓amazonにて販売中↓↓

↓↓こちらにチラシデータがございます↓↓
https://www.tezomeya.com/img/20190323book.pdf

機会あるごとに報告しておりました書籍が3月23日に無事刊行致しました!
発売日にamazonがすぐ売り切れとなってしまい、数日在庫なし状況でしたが、先日から復活しております。
ご購入お考え頂いていた方々にはご迷惑をおかけいたしました。

天然染料にまつわる様々な話を、41トピックに分けて、分かりやすく解説させて頂いています。
染色のHOW TO本ではありませんが、染め方の紹介もしています。
1冊読めば、「天然染料って面白い!」と感じて頂けるような内容になったと思っています。
そして、店主の知る限り、これまでなかったタイプの天然染料に関する書籍になっていると思います。
イメージは、講談社現代新書などのおもしろ雑学系かな、と勝手に思っています。

有難いことに、amazonのジャンル別ランキングでは、科学読み物ジャンルで発売後10~15位あたりを推移しているようです。
個人的には、同時期に刊行された養老猛司さんの「人はなぜゴキブリを嫌うのか」や、昨年復刊されたリジャードドーキンスの「利己的な遺伝子」と順位を争っているのが、すごくうれしいです。
すみません、本当につまらない個人的な虚栄心ですが。

もしよろしければご一読いただけましたら幸いです。
そして記述内容に間違いや勘違いがあったり、ご覧頂き分かり難かった点など、何なりとご指摘ご鞭撻いただけますでしょうか?
もし重版が適った際には修正訂正させて頂きます。
そしてそして、もしお時間がおありでしたら、amazonなどにてブックレビューなどご評価いただけますととてもうれしいです。

↓↓amazonにて販売中↓↓

↓↓こちらにチラシデータがございます↓↓
https://www.tezomeya.com/img/20190323book.pdf

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◎― 春夏の受注会を4月に開催します! ―◎

●日時: 2018年4月26日(金)17時~20時、27日(土)&28日(日)10時~19時
●場所: 新宿 京王プラザホテル

今年も春夏物の展示受注会も新宿京王プラザホテルさんの一室をお借りして開催いたします!
今年の受注会のトピックは・・

★「Tシャツの生地でパンツって作らないんですか?」というこれまでの数多くのお問合せにお応えして、番頭がレディスパンツを作りました!
★「ボーダーで半袖も有ったらいいのになぁ」と言うご要望にお応えして、店主もバスクシャツの半袖を作りました!
★書籍のサンプルを持って行きます。立ち読み(座り読みも)大歓迎です。何冊かは販売用にもお持ちします。

その他にも昨年デビューの橋本桂子さんの刺繍アイテム受注、お値打ち品コーナーなどもご用意いたします。
注文染めのご相談ももちろん大歓迎です。

会期近くなりましたら改めましてお伝えいたします。
是非この機会に皆様お越しいただければと思います!

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◎― 今年も5月に名古屋高島屋さんにうかがいます! ―◎

『大京都展』
●日時:5月15日(水)~21日(火)10時~20時
●場所:ジェイアール名古屋タカシマヤ10階催事場
※5月19日(日)15時から店主によるトークショーがございます

この京都展は、京都の名だたる老舗さんが出るので著名な催事だそうなのですが、そんなお仲間に入れて頂けて恐縮至極です。
美味しいお菓子屋さんやお漬物屋さんがたくさんいらっしゃいます。

この名古屋タカシマヤさんイベントはいつも番頭とスタッフ中家が常駐していますが、今回は19日(日)の一日だけ店主もお伺いいたします。
その日に別会場で行われる大京都展主催のトークショーに15時より出演させて頂きます。
また、書籍の販売も行う予定です。

今年も皆さまのお越しを心よりお待ち申し上げております!

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・・・
お伝えしようかと思います。

昨年10月の豪州出張から帰ってきて、いつもの通り自分で散髪(ここ5年以上、散髪はバリカンとハサミを使って自分でやっています)しようとした時に、誤ってハゲを作ってしまいました。
これを修正するには、久しぶりにボウズにしないといけないほどの失敗。
ここで、ハタと「そうだ、何なら一度スキンヘッドにしてみよう」と思い立ったわけでございます。

スキンヘッドは、バリカンだけではできません。
髪を切る、のではなく、剃るわけですから。
取りあえず最初は普段使いの髭剃り剃刀で剃ってみたのですが、当然のことながら、流血騒ぎになるわけです。
数か所に自分で切り傷を付けてしまった後に、スキンヘッドのHow two情報を得るためにネットでちゃんと調べてみることに。

しばらくネットサーフィンを繰り返すうちに、素晴らしく有益なスキンヘッドに関するページを見つけました。
それは、ヘアサロンや理髪店系のページでもなければ、パンクのお兄ちゃんのページでもありません。
お寺の住職さんのページです。
考えてみれば、彼らはプロのスキンヘッダーです。好き好んでやっているのではなく、業務の一環としてスキンヘッドをやっているわけですよね。
彼らのスキンヘッドに関する情報は質、量とも他のスキンヘッドに関するページを軽く凌駕していました。
蛇の道は蛇とはまさにこのこと、と思いながら、むさぼるように彼らのスキンヘッドに関するページを読みました。

そこで知ったのは、

・毎日剃る事
・電動髭剃りは役立たず
・剃刀の刃数が多すぎると詰まりやすい
・剃刀のメーカーはGillette製で。Schickはヘッドの取り回し機構や形状が頭を剃るのに不適だから駄目(Gilletteもそこは元々狙ってないと思いますが)
・ふだんから必ず帽子をかぶること
・最初はとにかく寒い。ひと冬乗り切れば大丈夫

でした。

まず、とにかく、毎日剃ってます。
というのも、ひげと同じく髪の毛って毎日生えてるんですよ。当たり前ですけど。
髪が長いと気付かなかったのですが、こいつらも毎日着実に成長します。生きてる実感がみなぎります。
そして、ひげとは比べ物にならないくらい密集して生えているので、すこし伸びるだけですごく分かります。
少し伸びるだけでゾリゾリ感が気になっちゃうんです。もう、剃らずにはいられません。
最初は何度か失敗しましたが、今はもう鏡なくても2分できれいに丸々それるようになりました。
なんでも練習あるのみですね。
もちろん、大勢の住職さん達のアドバイス通り、自分もGilette製を使っています。替え刃もアドバイス通り頻繁に交換です。

そして、帽子もアドバイス通り必須です。
まず、帽子かぶっていないととても危険です。
一度、帽子をかぶらずに電車に乗っていて、吊皮が当たっただけで(そこそこ強く当たりましたが)流血騒ぎになったのには驚きました。
ボウズの時にもそんなことはありませんでした。髪の毛って、本当にすごいんだな、とつくづく感じました。
そしてもうひとつ。帽子をかぶっていないと、Tシャツを着ることが出来ないんです。
Tシャツの首の部分ってたいてい頭蓋骨径より少し小さいんですよね。
スキンヘッドだと、ほんの少しの髪の毛が紙ヤスリのように抵抗して、Tシャツの生地が頭にくっついてするりと抜けてくれないんですよ。
頭皮部分に生地がマジックテープのように引っ付いて動かないこの感じ、独特です。
無理にTシャツをおろそうとすると首の骨を言わしそうです。Tシャツを着ようとして頚椎骨折なんてシャレにもなりません。
なので、服を着る前に、先ず帽子をかぶるんです。あまり人には見られたくない姿です。

更にですが、めっぽう寒いです。
髪の毛が無いと冬が寒いのは一応ボウズの時に体験済みのつもりでしたが、スキンヘッドは、その比ではありませんでした。
ほんの少し髪の毛が数ミリあるかないかでも、こんなに違うものなのか、と。
当然ですが、冬の間は夜寝る時にニット帽が必須です。
夜中に寒さで目が覚めると、たいてい、自分の寝相が悪いために帽子が脱げている時でした。
最近はだいぶ暖かくなってきて、夜寝る時の緊張感もだいぶ緩和されましたけど。

・・・と言ったように、スキンヘッド、すごいんです。
頭髪とさよならしたことによって、頭髪の素晴らしさを多くの場面で体感することができています。
人間ってほんとにバカですよね。手放さないと、その価値がわからないんですから。。。
・・と、自分の鈍感さをまた人類共通のカルマのように言ってますが。

スキンヘッドにしたことで、これから訪れる春~夏にかけてもまた新たなことに気づくと思います。
今からドキドキわくわくです。
おもしろそうなことに出会えましたらまたこちらでお知らせいたしますね。
誰も聞いていらっしゃらないかもですが。。

今回も何の役にも立たないマクラでした。すみません。
春に向けて更にtezomeyaがんばります。
引き続きご愛顧のほどなにとぞよろしくお願い致します!

追伸その1
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追伸その2
時々手染メ屋お知らせメールをお送りさせていただいておりますが、ご迷惑でしたらこのままご返送くださいませ。
以降、当方からのメール送信はご遠慮させていただきます。

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天然色工房 tezomeya
店主 青木正明

〒604-0983
京都市中京区麩屋町通夷川上る笹屋町456-2F

TEL 075-211-1498 FAX 075-200-3877

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