老榎木

毎朝走ってる御所には
いくつか有名な木がある。

中でもボクが大好きなのが、
この
老榎木

でかい。
とにかくでかい。
カメラに全貌を納めると、幹があまりに貧弱になっちゃうので
こんな感じの写真。

昔、一度年賀状ネタにも使わせていただきました、この方。

５月になって、葉っぱも繁り、周りの梅林を従えて
このあたり一体を木陰だらけにしてくれてる、榎木さん。

樹齢どのくらいかなんて全然知らないんだけど、
なんかね、
幹の近くに行くと、すぅっとするのよ。

一度、幹に抱きついて上見てみたら
とっても甘えたな幸せ気分になりました。

で、この木はもちろんボクだけじゃなく
おおぜいたくさんの人が大好きなわけでして、

幹に抱きつくヒトの数知れず、
梅林の散歩の最後には必ずこの榎木の前で拝んで帰る人とか、
この木のたもとで尺八練習してる人とか、
この木の前にヨガマット敷いてヨーガしてるひととか、

いろんな人がこの木に訪れます。

♪このぉきなんのききになるき（になるき～）
　　みんながあつまるきですから～♪

なんてね。

なんかね、ホント、なんてのかな、頭の芯が涼しくなる感じ、うん、そうだ。

なんなんでしょうね。これって。

ボクは全然霊感とかないし、波動とかエネルギーとか、そういう類のものを
全く感じない人間なんですけど、
そんな鈍感なやつでもすぅっとなるくらいなんだから、
そりゃなんか出てるんだろうな、と。

そういう類のものをたくさん感受する人はもう卒倒するくらいの何かが出てるのかな、と、

思うわけでございます。

そして、今日も、ランニングの途中で、フッと立ち寄ってパシャリ。

かっこいいなぁ、ホント、この人。

で、
ふと、どんな色に染まるんだろう・・・、などと
オトロシイことを考えてしまうのであった。

くわばらくわばら・・・

店主＠手染メ屋
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