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tezomeya日記

“手”づくり教室の報告!

先週の土曜日は手習い講座今年第3回目!
その名も“手”づくり教室。

御参加いただいた方たちがどんな立体作品を作るのか、と
新調したデジカメ抱えてぱちぱちとっちゃいました。

・・・といいながら前半の工程は先生の吉田さんや参加者の方たちと
しゃべってばかりですっかり撮るのを忘れてました・・・。
ま、いつものことですが。

でも、それだけワークショップが盛り上がってたということで
お許し下さいませ。

さて、前半の段取りをざっくり説明しますと、

1.アルギン酸塩を水で溶かして、どろどろの薄青緑のものを作る。
  (これ、入れ歯や差し歯なんかの型をとるのにも使うので知ってる人もいるかも)

2.そこに思い思いのポーズで手を入れて(モノ持ったり指輪はめても可)そのまま15分ほどじっとしている。

3.アルギン酸が固まったら、スポッと手を抜く。

4.固まったアルギン酸に液状の石膏を流し込む。

5.1時間ほど待って石膏を固める。

という内容です。
この間も吉田美佐子先生は的確な御指示を参加者に与えてくださっていて、
迷いなくスムーズにことが運びました。
作業の間に、吉田先生がお仕事で取っている人間の型の話や面白いエピソードを
してくださって、みんな興味津々。
ホントいろんな部位をいろんな目的で取ってらっしゃるみたいで、
こんなところでは書けないようなお話しも(笑)。
いやぁ、おもしろかったです、吉田センセイ【^^】。

そして、この後の作業は細かく画像を撮っておりますので、それに合わせて
説明させて頂きますね!

石膏が完全に固まったら、容器からアルギン酸に包まれている石膏を
旨いことプッチンプリンみたいに取り出して、アルギン酸を削って
石膏を取り出していきます。

この作業が面白い!
カッターなどで少しずつ削りながら取っていきます。

これは静岡からいらしてくださったSさんが真剣に作業され入るご様子。

も少し細部を見て見ますと・・・・

うわ、手が出てきたっ!
こんな感じで少しずつぶよぶよなアルギン酸を取り出していくんですが、
これが、なんか発掘してるみたい。
でもね、出てくるのはこんなにリアルな指とかなので、
発掘というより、ちょっと表現悪いけど土中の死体を捜索してる感じ?
やったことないですけど・・・。

力を入れすぎると石膏が割れたり折れたりするので本当に
注意しながら少しずつ、少しずつ・・・。

これはKさんのオブジェです。
なんと、昔の1ドルコイン(むちゃくちゃレア品です!)を
にぎったまま型取りしたので、石膏の手もコイン握ってるんですよ!

さすがデザイナーさん、というか趣味の仏師さん、作業が
とても慎重でしかもスムーズでした!

これは京都在住のSさん。
指の曲がり具合がとってもアートしてました。
握ってる部分がすこしあって、ぶよぶよ取るの大変でしたよね・・・。

そして、これは京都のKさん。
彼は参加者仲間では有名なミーシャコレクターさんでして、
今回も秘蔵のミーシャ柄ウォッカグラスを持ってきてくださいました。
そして、それを握ってのオブジェ。
ミーシャグラスのホールダーです。

出来上がりを見てみると、しゃれてる・・・。
っていうか、リアルすぎ・・。

こちらは完成形ですが、奈良からのKさんの指輪ホルダー。
こちらもむちゃくちゃリアルなオブジェです。

みなさん、わーわーきゃーきゃー言いながら完成していただきました。
だって、ホントホンモノみたいなんですもの。
そして、最後に吉田先生にこの石膏オブジェの塗り方を教えてもらい、
好きな色にぬれることが判明!
これ、肌色なんかにしちゃったら、ホントしゃれならないですよ。
草むらとかに置いてたら通報されること間違いなし・・・。

そこまで行かなくても、皆さんご自宅に戻る途中
電車でごろっと落として問題とかにならなかったですよね^_^;。

いや、でもホント面白かったです!
今度は鼻とか耳とか作ってみたい、なんていう過激な意見が出まして、
懲りずに第二回を考えてみようかな、と(笑)。

ご参加の皆さん、本当にありがとうございました!
吉田先生も本当にお疲れ様でした。
色々ご準備ありがとうございましたm(__)m。

次回の手習い講座は「ポラリティセラピー」です。
9月の予定。詳細少しお待ちくださいね。

店主@手染メ屋
https://www.tezomeya.com/

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