メールマガジン

2022年1月

皆さま


いつもありがとうございます。tezomeyaです。
22日未明に熊本県及び大分県を中心としたマグネチュード6.6の地震が発生したとのこと。
状況がまだ把握できていないようですが、該当地域にお住いの皆様のご無事と安全を心よりお祈りいたしております。

年末のご愛顧のお礼、そして新年のご挨拶もしないまま大変失礼しております。

相変わらずいろいろなことに首を突っ込んではやるべきことが増えてしまい、突っ込んだ首が回らない・・・。
という事態が続いております。
年末から年始にかけては2冊目の書籍執筆のために缶詰め状態を決め込み、おやつとごはんとに明け暮れながら結局3?太ってしまいました。。

校了し、大学の諸業務もひと段落の様相を呈してきて、そして大学院生(京都工芸繊維大学後期博士課程1年)としての活動も一つケリがついて、先日久方ぶりに映画館に足を運びました。
なにせ、学生料金で鑑賞できますので笑

見てきた映画は「劇場版 呪術廻戦0」。
恥ずかしながら結構このアニメ好きでして、今回も楽しみにしておりました。
期待にたがわず面白かったのですが特に、或る事柄について劇中ずっと頭から離れず楽しませていただきました。
映画が始まった途端にくぎ付けになり、結局最後まで頭から離れなかったこの或る事柄とは・・・


・・・というわけで、本当に久方ぶりのメルマガですみません。
今回はサイトリニューアルや書籍のことなど5つのおしらせです。

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◎―tezomeyaサイト全面リニューアル!!―◎

「自然の色を長く着るくらし」
というメッセージをメインに、12月にサイト全面リニューアルいたしました!
https://www.tezomeya.com/

これまでのtezomeyaサイトリニューアルの中で、もっとも大きな変革作業となりました。
店長(番頭改め)がイメージする新しいtezomeyaを体現すべく彼女の監督により全面改装の作業がすすみました。
今回、代表(店主改め)は店長の指示のもとテキスト作成や写真チョイスなどをさせていただきました。

おかげさまで、新生tezomeyaホームページとなったと自負しております。先述の通り私はお手伝いしただけですが笑

既にご覧いただいているお客様も多いと思います。お知らせが遅きに逸しております点お詫び申し上げます。
遅きに逸してはございますが、サイト全体の雰囲気の改善、ショッピングサイトの全面改装による利便性UPなど、ぜひ一度ご覧いただきご評価ご意見など頂ければ幸いです。

https://www.tezomeya.com/


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◎―限定スピンオフ商品販売中!!―◎

●レディース タートル長袖 【スピンオフ・バージョン】
価格 ¥9,900

tezomeya開業まもなくからの定番長袖商品「レディースタートル長袖」のスピンオフアイテムが限定販売中です!
定番アイテムのネックグリッパー無しアイテムです。
グリッパーのグリグリ(シャレじゃないです)がお嫌な方にお勧めです!
また、価格もかなりお安くなっています。
数に限りがあるので売り切れ御免で販売中です。
ご興味おありの方はぜひ一度ご覧ください!


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◎―国内唯一の烏梅農家 梅古庵のクラウドファンディングのお手伝い!!―◎

「日本唯一の烏梅農家の新たな挑戦!知られざる梅の魅力を伝えたい!」

古来の紅花染め作業に必須な材料、烏梅(うばい)を国内で作ってくださっている最後の烏梅農家、中西さんが営む「梅古庵」がクラウドファンディング活動をスタートしました。
紅花の染め色と口紅が愛された江戸時代には烏梅で大盛況だった奈良県月ヶ瀬地域ですが、紅花の衰退とともに烏梅も見放され、現在烏梅を作ってくださる農家は中西さん達1軒となってしまいました。
そんな中西さんが「烏梅の魅力を皆さんに伝えたい!」と一念発起、クラウドファンディングを立ち上げました!
烏梅を作る中西さんたちが自ら口紅づくりも行い、紅花を育てつつワークショップを行えれば、と企画しておられます。
tezomeyaも協力する所存です。
ぜひ皆さんにおお手伝いいただければ大変ありがたいです。
皆さまとともに月ヶ瀬地域をもう一度烏梅と紅花で魅惑の地域に染め上げましょう!

「日本唯一の烏梅農家の新たな挑戦!知られざる梅の魅力を伝えたい!」


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◎―2冊目の書籍の概要が決まりました!!―◎

●書籍名:伝統色づくり解体新書「天然染料と衣服」(仮題)
●発刊日:2022年3月末
●出版社:日刊工業新聞社
・青木正明:文と写真
・全ページカラー

昨年から取材・染色作業を行いつつ執筆を進めていた2冊目の書籍、何とか原稿と写真の準備を終え最後の詰めの作業に入りました!
今回の書籍は、全国に残る天然染料で染められた遺品の数々を青木が取材し、その染め方を再現し、染め工程をカラー写真で解説する、と言う内容です。
「カラー写真で理解する染めの再現」という副題もつく予定の本書、写真の多くは自分で撮らせていただきました。
10万字のテキストと400枚以上の写真で天然染料の染め方と色を解説いたします!
2019年3月出版の「天然染料の科学」と併せてみていただくことで、天然染料に関する理論と実際の一端をご覧いただけるのではと思います。
来月になればまたもう少し情報公開できるかもしれません。
何卒よろしくお願いいたします。


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◎―東京でのイベント画策中!!―◎

新型コロナ蔓延によりイベント企画がままならない昨今ではありますが、
・執筆書籍発刊記念
・映画「紅花の守人」上映記念
と併せて、本年春~夏ごろにイベント鋭意画策中です。
こちら、代表のひとりよがりではなく店長アイデア主導のもとに動いておりますので多くの皆さまにもご安心いただける内容になる事間違いなしです!
「紅花の守人」はおかげさまで地元山形をはじめ東北各地区での上映で盛況を博しております。
ただ、このような状況のためになかなか関東関西及び他地域の上映スケジュールが確定しておりませんが、春~夏には様々な地域でご覧いただけるのではと思っています。
こちらも内容が少しずつ固まり次第皆様にお伝えいたします。
乞うご期待 でございます。

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・・・・
「呪術廻戦0」で最初から最後まで頭から離れなかったのは、主役の乙骨憂太の声優が新世紀エヴァンゲリオンの碇シンジと同じ、ということです。
映画が始まってすぐの乙骨君の声を聞いた途端、「あ、バカシンジじゃん!!」となった自分のアタマは、この乙骨君がどのくらい情けない男の子なのかを劇中で確認するためだけに使用される事と相成りました。
碇シンジと言えば、日本のロボットアニメ史上三大「全く煮え切れないヘタレな主役」のひとりです(青木正明個人の感想、あとの二人は勇者ライディーンのひびき洸とガンダムのアムロ・レイ)。
「煮え切らず、優柔不断で、ヘタレで、でも能力むちゃくちゃ高いがために、皆から叱咤激励されながらなんとか頑張って人々と世界を救っている」
という彼ら。中でも碇シンジはこれら負の性格のメタファーとして使用される「中二病」をそのまま具現化したような男の子ですよね。
そのバカシンジ(エヴァ見てない人にとっては汚い言葉ですみませんがこれは愛情豊かな表現なのです)と同じ声優、緒方さんを使うということは、そりゃもう乙骨君はこれら歴戦の中二病な勇者たちに負けずとも劣らない男の子で、情けなさと能力の高さがスリラーを踊るマイケルの腕手のように左右に激しく鎌首をもたげる奴なんだろうな、と勝手にニヤッとするわけです。
本劇場版のネタバレに抵触しますしただの映画解説になりますので詳細は割愛しますが、本編を観つつ上記のような目線ではじからはじまで調査した挙句、予想を十分に上回る情けなさと優柔不断さと時折見せる優しさを兼ね備えた中二病のレッテルを貼るに十分な、そして類まれな呪術師の才能を持つ乙骨君を堪能することができたのでした。
そしてもう一つ素晴らしかったのは、アキラとアムロは能力に見合った成長した男子になるのに1年ほど、バカシンジに至ってはアニメスタート1995年から昨年のシン・エヴァまで結局26年もかかってしまったところが、乙骨君は映画の2時間弱で良き男の子に成熟したことです。
何やら友人の息子の成長をみたかのように目を細めてうれしい気分になっていた自分に気づき、「おまえ、何様やねん」と映画館から出るエスカレータ上で自分突っ込みを入れたのでした。

全く話が変わりますがちなみに映画と言えば、昨年のtezomeyaスタッフアカデミー賞は・・・

・代表青木:サマーオブソウル ~音楽ってなんでこんなにチカラがあるんだろう、と改めて感じるドキュメンタリーでした

・店長青木:ドライブマイカー ~何の気なしに見ましたが、言葉と映像が重なって深く響く映画でした

・スタッフ小久保:岸辺の旅 ~ほのぼのとした雰囲気の中、それとは反するミステリアスな映像があって引き込まれました

でした。今年はもう少し時間見つけていろいろ観たい、と3人とも言っていますがどうなる事やら・・。


・・・というわけで、ひっさびさの報告ご紹介でした。
「コロナを言い訳にしない!」をスローガンに代表・店長・スタッフ、今年も頑張ります。
ひきつづき変わらずtezomeyaを何卒よろしくお願い申し上げます。
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天然色工房 tezomeya
代表 青木 正明

〒604-0983
京都市中京区麩屋町通夷川上る笹屋町456-2F
TEL 075-211-1498
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※祝日を除く日・月・火曜ショップサイドは定休です
(工房はその限りではありません)

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