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tezomeya日記

長岡京巡礼(街めぐりじゃないよ)

こないだの日曜日は、アラマルーツさんと一緒に朝から晩まで一緒に遊んだ。

っていうか、家族で、アラマルーツの加藤さんに長岡京近辺の観光指南をしてもらいました。

まずは昼前にラーメン部の課外活動恒例ラーメン屋めぐりで坦々麺屋さんに行った。
これ、おいしかったです!多分番頭がブログで書くと思ひます。

で、昼からは、サントリーめぐり。
ビール工場と山崎のウィスキー蒸留所をハシゴした。

ビール工場のプレミアムモルツもおいしくて面白くてただ酒飲めてホクホクだったんだけど、
アタシはやっぱ山崎の方にさらに興味ありでして、そっちをメインにご報告。

加藤さんが見学申し込んでくれて、建物に入場。
見学コースってのがあって、かわいいコンパニオンのお姉さんに蒸留所内を
連れて行ってもらうみたい。スタート時間が来るまで集合場所で待機。

で、ここがなかなか面白い。
ウィスキーライブラリーと称して、いろんなウィスキーがそろいの瓶に詰まってずらぁっと並んでる。

ラベルを見ると、山崎蒸留所で作ったもの以外もたくさんあった。山崎外の
グレーンウィスキーやらライウィスキーやら、バーボンのブレンデッドやら。
山崎内のモルトに関しては、エイジングだけじゃなくて寝かせた樽の種類まで入ってる。
飲まないから香りだけでもかがせてぇ!って思った。

で、やっと工場内に侵入!

麦芽の仕込み釜や発酵釜を見て、その後に蒸留コーナーに。

こんなの。

でっかいなぁ。
前にスペインでゴンザレスビアス(あのティオ・ペペを作ってるシェリー酒の蔵元)を見学したときに見たポットスティルはもっと小さかった。蒸留酒メインじゃないから当たり前だけど。
それにこんなに色々な形してなかったよ。

このポットスティルの形で、蒸留されるウィスキーの性格が微妙に変わるらしい。
例えば、上の画像で、一番手前の左のポットスティルと右となりのポットスティル、
首の根元の形が違うよね。
左はちょっと膨らんでるでしょ。

この左のふくらみのところで蒸気が対流して、いろんな物がそがれて蒸留されらしくて、
だから左のポットスティルからはサラッときつめのウィスキーができるし
右のポットスティルからはいろんな香りがそのまま入った重厚な味と香りのウィスキーが出来るんだって。

ふぅぅぅぅううん。そうなんだ。

で、その後は貯蔵室へ。

ウィスキー作り工程の中でもある意味最も重要なところです、ハイ。
樽が寝かされているとこ。

だいぶ湿り気があって、心地よいカビと木とアルコールの香りが混ざって、何ともいえない静かな部屋でした。

いろんな樽を見てると、当たり前だけど全部寝かした年数が書いてる。

あれ、どれもみんな若いな・・。
だいたい2000年以降だ。

お付きの年配のサントリーの社員さんに聞いたら
年数の古いのは別のところなんだって。
そっか、そりゃそうだよな。
見学できるところにはおかないよな。

この山崎蒸留所は定番の輸入ホワイトオーク樽だけじゃなくて、
国内のミズナラの樽も作ってるらしくて、樽の素材殻何から
全て国内で作った味に挑戦してるらしい。
ミズナラ樽のウィスキー、飲んでみたい。

とってもいい空気のところでした。
全然お酒飲めない加藤さんはここにいるだけで酔ったらしいけど。

で、その後は最後のお楽しみの試飲タイム!!

今日は山崎12年のほかに白州12年も出してくれてて
水割りで飲み比べが出来ました。

個人的には白州の方が好きかな。

山崎はもちろん美味しいけどバランスよすぎ。
白州の方が、若いなりの元気な香りがあって
面白いお酒。香りが少しだけアイラモルトに似てたような気もした。
あのヨードチンキの香りが、ね。

でも、この山崎12年飲んで、前にS田さんのとこで飲んだ山崎25年
を思い出しちゃったよ。アレはホントおいしかった。
また飲みたいな。ね、S田さん!

とそんな感じでみんなで楽しく試飲しましたとさ。

ちなみ飲めない子供たちと加藤さんは「なっちゃん」でした。
それでもおつまみにチョコとかたくさんあって子供たちも
おおははしゃぎだった。

見学コースが一通り終わったあとで、最初の待合スペースにあった
有料バーにいったんだけど、ここがものすごい安いんだわ。

置いてる酒はまぁ、ボウモアやラフロイグやグレンフィディックなんかの
メジャーなモルトなんだけど、値段がね、
だいたい200円/15mlなわけです。
ボウモアみたいにサントリーの持ち物の蒸留所をはじめ、どれも
サントリーが輸入元になってるお酒ばっかりだから当たり前って言えば当たり前なのかも
だけど、これは嬉しかった。

で、ついつい飲み比べしたくて気になるお酒3つも頼んじゃいました。

で、その中でかなり美味しいやつハケーン!

これです。

ボウモア16年シェリー樽熟成。
普通にオフィシャルで出てるらしい。
不勉強で全然知りませんでした。

煙臭くて浜臭くてヨードチンキみたいな
あの香りなんだけど(って全然おいしそうじゃないよな)、
口に入れると普通のボウモアとだいぶ違う。
甘酸っぱいくてふくよかな感じ。舌あたりがすごいまろやか。
ちょっとびっくりした。
フィニッシュっていうの?飲んでからもちゃんと甘いのと
海の香りが残ってる(やっぱおいしそうじゃないか・・・)。

これ、あとで買おっと。
・・・と思っていまネット探してみたら1本1万円オーバーじゃんかっ!
買えないないじゃんかっ!

ってことは、これを15ml 200円で出してるってことは
蒸留所で飲み続けてるほうが瓶買うより安いってことか。計算すると。

すんません、またココにのみに来ます(笑)。

・・・と、ひとしきりビールとウィスキーで酔っ払った後、
天王山ハイキング。
これはもう酔っ払ってたので軽く1時間ほど。楽しかったけど
酔っ払いのただの散歩なので省略!

その後は、アラマルーツさんのリニューアルしたアトリエに直行。

加藤さん、かっこいいよ、このアトリエ。こんな風に改造してたんだっ!

思わず例の十字架アクセをパチリ。

これ、すごいっすよ。ギミックしまくりです。

ご興味おありの方は是非アラマルーツさんにご一報を!(宣伝♪)

アラマルーツさん、手染メ屋で大人気だったシルバーアクセのワークショップも
やってます。道具が全て揃った加藤さんのアトリエで心行くまでシルバーアクセ作りが出来ますよ。
ご興味おありの方は是非アラマルーツさんにご一報を!(またまた宣伝♪)

そして、最後は加藤さんの自宅でご飯食べてのんびり。お母さんの春巻きおいしかったぁ【^^】。

いやぁ、美味しい美味しい1日でした。
加藤さん、太田さん、ホントありがとでした。子供の相手までしてくれて。

持つべきものは長岡京の友なりき。

・・・あ、いえいえ、加藤さんだからおもしろかったんですよ、ハイ【^^】。
ほんと、ありがと!また遊ぼうね。

アラマルーツさん
http://www.arama-roots.com/

店主@手染メ屋
https://www.tezomeya.com/

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