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黄櫨染もどきを染めよう! ~tezomeyaの東京ワークショップ

黄櫨染もどきを染めよう! ~tezomeyaの東京ワークショップ

『黄櫨染もどきを染めよう!』
~tezomeyaの東京ワークショップ

日 時 2022年4月17日(日)
13時スタート ~16時終了予定
場 所 東京蔵前 サルビア コバコ
東京都台東区駒形2-1-8 楠ビル302号
費 用 5,500円(税込)
※被染物のシルク生地など材料費を含みます
定 員 先着8名様    定員締め切り
お申込

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※項目から「tezomeyaのイベント教室」をお選びください
※ご参加の方にはマスク着用をお願いいたします

備 考
即売会

・2022年4月16日(土)12時~17時半
・2022年4月17日(日)11時~17時
の二日間、「サルビア コバコ」をお借りしての東京即売会を開催します。そのイベントとして染めワークショップを開催します

※即売会にはマイバッグご持参でのご来場にご協力をお願い致します。
※この間、京都の店舗工房はお休みさせていただきます。

           ※本イベントは定員に達したため募集を締め切りました(4月5日)

久々の対面染めワークショップを東京で開催します!

今回のお題目は「黄櫨染(こうろぜん)」。そうです、天皇しか着用することのできないあの禁色のワークショップです!
820年にときの嵯峨天皇が詔(みことのり)で「今度からオレ大事な時は黄櫨染を着るのでよろしく!」と宣言してからずっと今まで天皇のみの色とされているこの黄櫨染、実はよくわかっていないことだらけなのです。
このあたりのお話は2022年4月1日発売の拙書「伝統色づくり解体新書『天然染料と衣服』」でも解説しています。今回はこの書籍発売記念も兼ねて、天然染料による色彩の中でも謎多いことで有名な黄櫨染を取り上げてワークショップいたします!


櫨のチップを焚き出したのちに漉して染液を抽出します

黄櫨染は櫨(はぜ)と蘇芳(すおう)を使って染めます。この重ね染を3時間のワークショップで行いますのでかなりの手抜きになりますため「黄櫨染もどき」とさせていただいていますが、時間内でできるだけ多くのことを詰め込めるだけ詰め込もうと思います!

染める生地はいつもお付き合いしている京人形師 平安寿峰さんから分けていただいた貴重な「桐竹鳳凰麒麟」文様の絹綾地をお持ちます。この、桐竹鳳凰麒麟柄というのは基本的に天皇のみが使用できる文様です。絶対禁色の黄櫨染にふさわしい柄ですし、実際に現代に残る黄櫨染裂にもこの柄が載っているものばかりです。

染料と染め生地の他、必要なものは全てこちらでご用意いたします。今回は手袋のご持参もいりません。いつもの通り早い者勝ちで定員8名です。なんちゃってな黄櫨染ではありますが、この高貴かつ不可思議な色の謎にぜひご一緒に触れてみませんか?

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