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tezomeya日記

梵保庵の蕎麦打ち体験の報告!

11日木曜日の建国記念日は、今年最初の手習い講座。
そう、念願の蕎麦打体験でございました!

梵保庵の岡崎健二さん、通称健さんと奥様の
美智子さんにお越し頂き、道具一式を持ち込んで
頂いての本格的蕎麦打ち。

蕎麦打ちといえば世の男子の憧れの職人技、
ということで、今回は手染メ屋イベントとしては
異例の男性参加者が多い教室となりました。

しかも、みんな真剣。
ノートとるわ質問攻めするわ
見やすい場所の陣地取りするわで、
スゴイ熱気でした。

かく言うワタクシメも、相当気合いが入っておりまして
今回は沢山沢山写真をとりました!

ということで蕎麦打ち体験のご報告、
画像メインでどうぞ!

まずは、先生の健さんが手本の蕎麦作りを
披露してくださいます。

最初は水回しってやつから。
独自の配合のそば粉に水をいれて

混ぜていきます。

すると、こんな風に。

で、ダマになった粉をまとめて練り始めると・・

こんなキレイなカタマリになり、

これを伸ばしていくと・・・

まん丸になって、

見る見る四角になって、

こーんなに大きくなって、

それをたたんで、

切り台に乗せて、

トントン切ります!

まだまだ切ります!

そうして、キレイなほそぉい蕎麦の出来上がり!

・・・と、派手な動きは無く、
とてもキレイな所作と流れる動き。

50分くらいであっという間に見本打ちが終了。
みんな、見とれてしまいました。いやほんと美しい動きです。

そうして、次は体験打ちが始まります。

健さんの指導の下、水回しから始めます。

粉を動かすあたりはまぁいい感じ

でも、粉をまとめて練り始めると、

あれ? なんか違うな・・

伸びない・・、四角にならない・・・、

大きさ揃わずたたみにくいし、

切るのむずかしいし、

細くなったり太くなったりするし、

・・・と、実際にやってみると、全然動作が流れないのでした。
まぁ、当然といえば当然ですが。
そんなすぐにね、うまくならないですよね。

でも、出来上がった蕎麦は、皆んな健さんから
お褒めの言葉を頂いてました。
初めてにしてはとても上手だったって。

健さんのお気遣いに感謝(ってギャラリーのアタシが
言うことじゃないですが)しつつ、試食会に!

ゆでるのはタイミングが難しいのでこれは全て
健さんが作業。皆さんが打った蕎麦と健さんが
打ってくださった蕎麦を交互にゆでて、
出来上がり!

みんなで食べます!

皆さんが打った蕎麦もおいしかったです!
でもね、やっぱり、先生の健さんのお蕎麦は
全然違う。
腰やつるんとした感触が、ね。
粉の配合同じなのにこんなに違うんだ・・・。

すごい。

と思いました。

でも、皆さんのお蕎麦もとても上手にできてました。
これ、思ったんですけど、健さんの説明がとても
的確だったんですよ。

健さんご夫婦は梵保庵をはじめてまだ8年。
手染メ屋とほぼ同時期の開業です。

梵保庵さんは開店して数年で早々と
おいしくて有名な手打ち蕎麦やさんとして
あちこちで紹介されるように。

健さんはお蕎麦やさんを始める前は
ある下着会社の偉いさんだったんです。
はい、ボクも努めていた会社です。

それが、突然脱サラして蕎麦やさん。

いろいろとトライアンドエラーを独自にしながら
今の蕎麦打ちスタイルが出来上がったそうなんです。

だから、僕ら素人が悩んだりわかんないところが
スゴイわかってらっしゃるみたいなんですよね。
だって、ちょっと前まで健さんも素人さんだったから。

これ、スゴイ大事だと思うんです。
作業や所作をニュートラルに見ている、ってことですよね。

そうやって見てると、自分でまだ工夫の余地があるところ
とかが見えてくるんですよ。多分。

そうやって、進化し続けるんだと思います。

健さんはそうやって、お蕎麦を打ち続けて
いらっしゃるのだろう、と。

素晴しい!見習わなきゃ、です。

・・・なんて、そんな話や
蕎麦談義をしながら、蕎麦がなくなった後も
話題は尽きないのでした。

今回の蕎麦打ち体験、本当にアツイイベントでした!
皆真剣だったし。
いや他のもそうなんですけど、今回は特に。
マナコ充血してる男子が多かったからかも。

これはまた是非やりたい!
健さん、美智子さん、本当にありがとうございました!
ご馳走様でした!

そして、第二弾も是非宜しくお願い致します!

※次回の手習い講座は人気のシルバーアクセサリーです。
今回もアラマルーツの加藤さんにお越し頂きます!
3月22日と4月3日の2回構成。
詳細お待ちを!

梵保庵
(食べログサイトです)

店主@手染メ屋
https://www.tezomeya.com/

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